【Instantale感想】AIが世界を作るローグライクRPGは本当に面白い?遊んで感じた魅力と注意点

まず結論としては「面白いが、楽しむにはコツが必要で万人にはおすすめできない」です。

私がinstantaleを知ったのは確か、4Gamersの記事だったと思います。
「AI生成の世界で自由入力による冒険を楽しめる」という文言に非常に惹きつけられました。
速攻Steamでウィッシュリストに入れようと思ったら、Steamだと販売できないみたいで……
あわててEpic Game Storeでウィッシュリストにいれました。

個人的にはサーガ&シーカーをやっていたので、それとの違いも楽しみにしていましたね。
あれはある程度シナリオの流れがあって、その中で自由に楽しむみたいな感じでしたが、
instantaleはローグライトを謳っている以上、それとは別のゲーム体験で出来るんだろうと期待しました。

この記事では「ゲームとして遊んだ時面白いか」「AI要素は魅力になっているか」「人を選ぶ点はどこか」などを中心に書いていきます。

目次

Instantaleとは?基本情報まとめ

  • タイトル:Instantale
  • 開発元 / 販売元:だるまと赤べこ
  • ジャンル:AI駆動ローグライクRPG
  • 対応ハード:Windows PC
  • 販売プラットフォーム:Epic Games Store
  • 発売日:2026年6月3日
  • 価格:1,460円
  • プレイ人数:シングルプレイヤー
  • 早期アクセス:あり
  • 対応テキスト言語:日本語、中国語繁体、英語
  • 内容:世界、ダンジョン、NPC、アイテム、物語などがAIによって動的に生成されるRPG

実際に遊んで感じた面白さ

1.何度やり直しても同じ展開にはならない面白さ

このゲームでは決まったストーリーラインは存在しません。
何をするにも自由に行動できます。

定番の冒険者ギルドに行って依頼を受けても良し。
そこらのNPCと絡んでもよし。
店を回ってみてもよし。

とにかく自由になんでも出来るのが良いです。
さらに街などでは自由入力が出来るのですが、これが使いこなせると強い。

例えばキャラメイクで出自に「傭兵団で活動していた」とか書いたとします。
それで街で自由入力で「傭兵団時代に稼いだ金50000ゴールドを所持金に加えた」とか書いたとします。
それでAIが情景を描写してくれて、実際に所持金が50000ゴールド増える……みたいなことも出来ます。

さらに鍛冶屋で「ミスリルを持ってきたからこれで剣を鍛え直してくれ」とかいうと、AIがミスリルの欠片みたいなアイテムを生やしてくれます。
こういう自由度が素晴らしい点ですね。
まあ、おんなじ入力してもAIくんが受け入れてくれないこともよくあるんですけどね!

2.明確な正解のないNPCとのやりとり

InstantaleではAIが逐一NPCとのやり取りを生成してくれます。
NPCとのやり取りでは提示された選択肢を選ぶ以外にも、自由入力で行動を示すことも出来ます。
自由入力してもそれに応じた反応をAIが返してくれるので、全く同じ反応というのはないですね。
とうぜん親しくないのに馴れ馴れしい発言したりすると怒られます。
私は初対面のNPCに「お近づきの印に酒を奢らせてくれ」と言ったら、馴れ馴れしいってめっちゃ怒られました💧

逆に仲良くなってからだと、それ相応の反応になりますね。
私はまだやったこと無いんですが、このゲーム、結婚したり子供が持てたりするらしいです。
仲良くなった女の子だと意味深な発言や甘い発言が出たりするのが非常に良いです。
現在のプレイでは店の女の子と仲良くなって結婚できないかやってます。

まあたまにトンチキと言うか意味が通ってない発言があったりするのは御愛敬ですかね。

3.ローグライク的な緊張感

このゲームは「AI駆動ローグライクRPG」を謳ってる通り、ローグライト要素があります。
現状では集めたアイテムや金は次キャラに持ち越せたりはせず、才能というキャラメイクのときに割り振りできるポイントだけが増えていく感じですね。

基本的にアイテムは街にあるお店で購入するか、依頼で冒険に出たときに探索して手に入れる、あるいは倒した敵の死体を漁って手に入れるのがメインです。
あるいは慣れた人なら自由入力で無からアイテムを生成して手に入れたりもできます。
ここらへんは発想力の勝負ですね。

冒険者ギルドなどで依頼を受けると、すぐさま冒険の舞台に叩き込まれます。
事前準備のターンなどはないので、依頼を受ける前にしっかり準備しておくのが重要です。

特に重要なのは装備品ですね。
現状では武器と防具を一つづつ装備できるんですが、これは所持品欄でしっかり装備しておかないと意味ないです。
昔のRPGでよく言われた「武器と防具は装備しないと意味がないぞ!」です。
私は短剣と鎧を買ったのに装備せずに突っ込んで、最初に依頼のカラスにぬっころされました。

このゲームにおいてはプレイヤーキャラの命は軽いです。
とにかく死にやすいです。
冒険で死ぬのはもちろん、町中で変な行動取って捕まって投獄→獄死みたいなパターンもあるようです。
なので1キャラにこだわりすぎないほうがいいかもしれません。

気になった点・人を選ぶ点

1.早期アクセスらしい不安定さ

このゲームはまだ早期アクセスが始まったばかりです。
なので相応にバグや不具合も多いです。

私自身も「これはバグなのか……」「なんか挙動がおかしい……」みたいのにはよく遭遇しました。
というか現在も結構遭遇します。
最近多いのだと、会話文が2回繰り返されるとかですね。
これ頻繁におこるので結構困ってます。

まあアップデート自体は精力的に行われているので、じっと待ちつつ楽しむのが正解でしょう。

公式Discordではバグレポートや他のプレイヤーがどうやって遊んでいるかを知れるので、一度覗いてみるといいでしょう。
→公式Discord

2.AIゲーム特有のとっつきにくさ

このゲームは正直、自由入力をいかに使いこなせるかで面白さが決まると思います。
最初から提示される選択肢を選んでいくだけだと、正直あんまり面白く無いです。

かくいう私も最初は選べる選択肢だけ選んでやったんですが、これがまたつまらない。
公式Discordなどで他の人がどう遊んでいるのか知って、それを真似してからなんとか楽しみ方がわかった感じです。

自由入力(口プロレス)が苦手だと楽しみづらいのはありますね。

3.圧倒的説明不足

正直なこと言うと、このゲームはチュートリアルが全く充実していません。
何もかも手探りでやらないとならないです。

キャラメイクもいきなり放り出されて、数値の意味もなにもわからないのに手探りで設定させられます。
まあそこまで特殊なのはないのですぐ慣れるとは思いますが……

(前提として最初から選べるワールドで始めたということで読んでください)
キャラメイクが終わると街に降り立ってゲームが開始されるわけですが、ここでもなんの説明もないです。
全て手探りで理解していかないとなりません。
所持品欄を開くアイコンとかの説明もないので、実際に押してみて確認したりを繰り返しました。
AIが強く絡む部分は難しいかもしれないですけど、ゲームの基本的な部分くらいはチュートリアルがあってもいいとおもいました。

4.PC環境・AI設定への理解が必要

現状のこのゲームでは、基本的にローカルLLMかクラウドかを選べます。
ローカルLLMは自分のパソコンにダウンロードして動かすやつです。
無料ですが、モデルによって性能はまちまちで、性能が高いものほど高いマシンスペックを要求されます。
このモデルの差によってだいぶゲーム体験は変わってくると思います。
性能高いやつだとPCへの負荷も高くなりがちだし、だからといって性能の低いモデルだとNPCの発言が微妙になる可能性もあります。

クラウドは外部のAPIを使用する方式です。
有名どころだとOpenAI APIとかClaude APIとか使えます。
おそらくローカルよりも性能が高いので、こっちのほうがリッチな体験が出来る可能性はあります。
ただし問題点としては料金がかかること。
こちらも性能の高いモデルにすると、その分高い料金を支払うことになります。
ゲーム体験と料金を天秤にかけて判断する必要がありますね。

あとローカルでは公式が提示する選択肢以外のモデルをダウンロードして使うことも可能です。
しかしその場合は完全に自己責任になるので、そこら辺を踏まえてやってください。

最後に公式Discordで出てきた情報をまとめてある非公式Wikiがありますのでご紹介します。
ここはかなり有用な情報があるので一度ご覧になるのをオススメします。
ただしあくまでも有志の方が運営しているものなので、マナーには気をつけましょう。

→非公式Wiki

おすすめ出来る人、出来ない人

おすすめ出来る人

・生成AIを使用したゲームを体験したい人。
・一味違うローグライトRPGをプレイしたい人。
・自分で使用するAIを調べたりするのが抵抗ない人。
・遊び方を自分で開拓するのが好きな人。
・公式Discordなどで遊び方を調べて取り入れることに抵抗がない人

おすすめ出来ない人

・自由入力で話を広げるのが苦手な人。
・決められた選択肢だけでプレイしたい人。
・早期アクセスゆえのバグや不具合を許容できない人。
・AIを使用する際に自分で調査したりするのが嫌な人。

まとめ

現状ではInstantaleは万人に勧められるようなゲームではありません。
しかし刺さる人には刺さるゲームだと言えるでしょう。

自由入力に対してAIが返答を返してくれるというのは、かなり面白い体験です。
AIのモデル差による質の違いなどの問題もありますが、そういった点も、早期アクセスっぽくていいと思います。
生成AIによるゲーム体験に興味があるなら、一度触ってみるのもいいかもしれません。

現状は早期アクセス中のゲームなので、暖かく見守りたいと思います。
今後に期待ですね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次